販売イベントは儲かるのか その2

限界利益が分かれば先の利益が見えてくる

本文は事例研究に掲載したものをコラムに移動したものです

例えば、売上が1億円で経常利益が1,000万円(利益率10%)の会社が有りました。売上が1,000万円増えたら、利益も100万円増えるのでしょうか?

一般的に言えば、このケースは100万円以上の利益増になります。それどころか、500万円増えるかもしれません。それこそが、限界利益のなせる業なのです。

この会社①図の利益構造であると考えてください。売上の半分は仕入れですから、どんなに売上があっても半分は仕入れ先に支払いをします。このように売上に比例して発生する費用を変動費と言います。1,000万円の売上の内、仕入費500万円は払うことが確定しているので、残りは500万円です。

売上1,000万円 - 仕入れ費500万円 = 500万円 (限界利益)

と公式にある通りで、この500万円の中から会社は人件費や経費を払って残りが本当の利益となるはずです。ところが、現実的に会社は売上1億円あり経常利益が1,000万円出ているということは、人件費も経費ももう払ってしまっているという事です。そこで、新たに発生する費用は無いので

◇◇ 利益が500万円増えた となります

利益の出始める直前の売上のことを損益分岐点売上高と言います。この額をきちんと把握しておけば、会社の売り上げ目標を設定する為に大いに参考になります。損益分岐点売上高については次の機会にお話します。興味のある方は、ネットで検索してみてください。

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